雪まだ解けぬ早春の山あいにうす紅色の花を咲かせる
カタクリ
そのひっそりとうつむきかげんに咲く姿はとても可憐で
心ひかれます
よく見るとひとつひとつの花にはそれぞれに個性がたっぷり
それでいて、群落をつくると、
ピンクのじゅうたんを敷きつめたような美しさ
まるで、妖精たちが春を喜んで浮かれているようです
そんな群落を大事にまもれる施設をめざして
「かたくりの里」と名付けました。
〇施設の方針
「すべて障害者は、個人の尊厳が重んじられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有するものとする。すべて障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるものとする。」という、障害者基本法に基づき、利用者の尊厳、人権とプライバシーを重視した対応に心掛け、充実した人生を安全で快適な生活環境のもとで過ごせるように配慮します。
また、高齢化等による2次的な障害の防止に努めると共に、地域社会との幅広い交流を通して健全な生活が営まれる開かれた施設の運営を行います。施設の中だけで生活が完結することではなく、社会の構成員として社会参加し、障害者問題に対する地域住民への理解と認識を深めてもらうための啓発活動も必要です。
利用者の社会生活を促進し、地域生活・在宅生活へ移行するために必要な援助や地域等との連絡調整を積極的に行います。
〇利用者個人の尊厳を尊重し、利用者主体のサービスを提供します。
〇生活の場としての施設サービスの提供ととともに、地域生活の移行を意識した社会生活力プログラムや積極的な社会生活を促進していくプログラムを提供します。
〇開かれた施設を目指し、地域交流スペースの活用と地域行事へ参加します。